1.テコンドーについて

 テコンドーとは、朝鮮半島に伝わる古武道(テッキョン)を参考に、空手等の武道、さらに科学的な理論を用いて体系化された近代武道です。
 創始者は韓国の陸軍少将・崔泓熙(チェ ホンヒ)総裁(写真・右)で、1955年4月11日に作られました。そのため、技の名称などはハングルで表されています。 まだ50年ほどの新しい武道ですが、世界に約160ヶ国、4000万人にものぼる修練者がおり、東洋の倫理道徳を精神的根幹とし、 現代科学の理論をもって体系化されているので性別・年齢に関係なく、誰にでも学ぶことができる武道としてここまで世界中に広められたのです。  テコンドーとは、踏む、跳ぶ、蹴る、という足技を、「拳」は、突く、叩く、受けるなどの手技を、「道」は、礼に始まり礼に終わる人の道、すなわち、精神をあらわしています。
 また、テコンドーには「テコンドー精神」と呼ばれるものがあり、
  • 礼儀:目上の人を敬い、人の行う禮の道
  • 廉恥:心が清らかで、恥を知る心のあること
  • 克己:耐え忍ぶこと。苦しくても我慢できる強い精神
  • 忍耐:己に勝つこと。自分の欲望に打ち勝つ精神
  • 百折不屈:幾度挫折しそうになっても決して屈しない精神
の5つの精神からなっており、これはテコンドー手練者としての心構え・基本精神として浸透しています。

                    2.信州大学テコンドーサークルの歩み  

 当信州大学テコンドーサークルは、2004年よりサークルとして開始しました。 サークルができる以前よりLEESテコンドー松本支部道場の練習生だった初代の先輩方が、当初は大学の仲間5名を集め独自の練習をスタートし、 入学生の勧誘・新入生の入部を経て本格的なサークル活動として始動しました。
 最初は市の体育館を借りて練習し、キックミットなどの備品も充分ではない状態からのスタートでしたが、松本支部の方々のサポートもあり徐々に活動の 幅を広げていきました。現在では部員も増え、大会への参加も頻繁になり信州大学も他大学・道場の人たちにも認識されるようになりました。 2005年には団体として初の学生大会出場をはたし、2008年からは信州大学の学園祭"銀嶺祭"での演舞披露も成功し、ますますサークルの盛り上がりを見せています。
 部員のレベルも着実に向上してきており、さらに上の級・段の取得を目指して練習しています。

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