テコンドーの競技
テコンドーの競技は、マッソギ(組手)・トゥル(型)・パワーブレイキング・スペシャルテクニックの4つがあります。


1. マッソギ(組手)
MB-Support logo  テコンドーの組手はハングルで”マッソギ”といい、手足に防具を付けて(有級の選手はヘッドギアも着用)のライトコンタクト・ルールにより ポイント制で行われ、二分間の試合で最終的にポイントの高い選手が勝者となります。

 ポイントは以下のように1pt、2pt、3ptの3段階があり、高いポイントを得るためには高度な技術が必要となります。

  • 1pt:中段への蹴り
         中段または上段への突き
  • 2pt:上段への蹴り
         跳びながらの上段への突き
  • 3pt:跳びながらの上段への蹴り

  • (注:ルールでは下段への蹴りやストレート以外のパンチ(フックやアッパー等)は反則となります)

     マッソギは、マイクロ級(〜54kg)、ライト級(54〜63kg)、ミドル級(63〜71kg)、 ヘビー級(71〜80kg)、ハイパー級(80kg〜)の5つの階級で試合が行われます。

    2. トゥル(型)
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     テコンドーには、柔道や空手等の他の武道同様、その根幹をなすものとして基本動作が組み込まれた”型”、ハングルで”トゥル”があります。
     トゥルとは9級から6段まで1つの級で1つ習っていくもので、全部で24個あります。 これらは全て敵との攻防を想定した一連の流れのある動きで構成され、テコンドーの技術を体現する非常に意味の深いものであります。

     試合では、審判から1つのトゥルを指定され、両選手が同時に行っていきます。 力強さ、呼吸、正確性、リズムなどの項目で評価され、これらを総合しどちらが優れているか判定が下されます。
     また、トゥルには個人戦と団体戦があります。


    3. パワーブレイキング
     パワーブレイキングは、指定された手技、または足技によって試割り(板割り)を行い、何枚割ることができるかで破壊力を競うものです。 手技・足技の総合的な威力と正確性を要する競技です。

    4. スペシャルテクニック
     スペシャルテクニックは、高い、または遠くの目標物にジャンプした状態から蹴りを当てる競技で、いかに高く、または遠くの目標を狙えるかを競い合います。 テコンドーの足技・跳び蹴りを極めた競技で、高度な身体能力と蹴りの正確性を必要とする種目です。

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